クッシング症候群になってしまったら、動物病院でも低脂肪で低カロリーの療法食ドッグフードを勧められます。
なぜなら、普通のドッグフードのままではさらに症状が進行してしまうだけでなく、命の落とす危険もあるからです。
それほど、クッシング症候群のワンちゃんに与えるドッグフードはとても大事なのです。
クッシング症候群のワンちゃんには、高血糖・高脂血に配慮した療法食のドッグフードを食べさせないといけません。

クッシング症候群とは?
クッシング症候群は別名、副腎皮質機能亢進症と言い、左右の腎臓の近くにある副腎が腫れてコルチゾールと呼ばれる副腎皮質ホルモンが過剰に体の中に放出されるため、様々な症状が起こります。
人間のクッシング症候群は難病で10万人に1人程度と発症率は低いのですが、ワンちゃんは500頭に1頭ほどの割合で発症します。
クッシング症候群は症状が出てから徐々に重症化し、命を落とすこともありますが、治療をしながらうまく付き合って、寿命を全うするワンちゃんもいます。
ワンちゃんを長生きさせるためには、飼い主さんがこの病気の原因や症状、治療法・食事療法などを詳しく知ることが必要です。

クッシング症候群のワンちゃんにおすすめのドッグフード
- 低脂肪
- 低カロリー
- 高品質で低タンパク質
- 無添加
これらの条件を満たしドッグフードがおすすめです。
犬心「糖&脂コントロール」
おすすめは、犬心「糖&脂コントロール」です。
低脂肪、低カロリー、低たんぱく質のドッグフードは色々ありますが、それらと一線を画しているのが、犬心「糖&脂コントロール」です。
犬心「糖&脂コントロール」は、クッシング症候群をケアするための療法食です。
価 格 | 6,912円(@2,305)(税込) |
内容量 | 3Kg(1Kg×3) |
評 価 | ★★★★★ |
カロリー | 325Kcal/100g |
備 考 |
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犬心「糖&脂コントロール」の特徴
クッシング症候群について研究を重ね、大学・医療機関と連携し、動物栄養学などの裏付けを基に作られている為、安心してクッシング症候群のワンちゃんに食べさせることができます。
また、クッシング症候群だけでなく、同じ原因の膵炎や高脂血症、、甲状腺機能低下症、糖尿病、胆泥症、メタボ(肥満)も同時にケアしてくれるので併発のリスクがぐんと低くなります。
療法食でありながら美味しい!というのも「犬心」の大きな特徴です。
「病気のワンちゃんでも、美味しさの楽しみを奪いたくない」という開発者の想いが込めらています。

スペシフィック CED [GIコントロール] ドライ 犬用
価 格 | 3,743円(税込) |
内容量 | 2Kg |
カロリー | 370kcal/100g |
評 価 | ★★★★ |
備 考 |
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原材料
小麦、トウモロコシ蛋白、えん麦、粉末セルロース、ジャガイモ蛋白、魚油、豚肉蛋白加水分解物、ビートパルプ、ミネラル類(Ca,K, Na, Cl, Fe, Zn, I, Se)、卵、ビタミン類(VA, VB1, VB2, VB6, VB12, ナイアシン, パントテン酸, ビオチン, 葉酸, VC, VD3, VE, VK, コリン)、魚粉、動物性油脂(豚および牛)、ヒマワリ油、サイリウム種皮、ルリチシャ油、酵母、タウリン、L-カルニチン 酸化防止剤:BHT、BHA、没食子酸プロピル、L-アスコルビン酸パルミチン酸エステル 乳化剤:クエン酸モノグリセリド ※合成着色料、合成フレーバーは含みません
「スペシフィック 療法食 犬用 CED(GIコントロール)ドライ」の特徴
高血糖、高脂血症を発症させる糖尿病、クッシング病、甲状 腺機能低下症、高脂血症などの内分泌疾患の療養食です。
食後の血糖値の上昇を緩やかにする えん麦(食物繊維)、健康増進のためのオメガ-3脂肪酸、L-カルニチン、タウリンを配合しています。
主原料が小麦、酸化防止剤に化学合成の酸化防止剤であるBHT、BHAを使用しています。

ロイヤルカナン食事療法食 犬用 消化器サポート
価 格 | 6,833円(@2,278円)(税込) |
内容量 | 3Kg×2 |
カロリー | 349Kcal/100g |
評 価 | ★★★★ |
備 考 |
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原材料
小麦、トウモロコシ蛋白、えん麦、粉末セルロース、魚油、ジャガイモ蛋白、魚粉、ビートパルプ、ミネラル類(Ca, K, Na, Cl, Fe, Zn, I, Se)、蛋白加水分解物(豚)、ビタミン類(VA, VB1, VB2, VB6, VB12, ナイアシン, パントテン酸, ビオチン, 葉酸, VC, VD3, VE, VK, コリン)、卵、サイリウム種皮、ルリチシャ油、酵母、タウリン、L-カルニチン 酸化防止剤:BHT、BHA
「ロイヤルカナン 犬用 消化器サポート」の特徴
消化吸収不良による下痢や高脂血症のワンちゃんの為に特別に調製された食事療法食です。
高脂血症や急性膵炎に配慮し脂肪や食物繊維の量を低減し、消化性の高い原材料を使用しています。
ビタミンE、ビタミンC、タウリン、ルテイン等の抗活性酸素物質が配合されています。
また、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)は人工添加物が使われています。ソルビン酸は発育不良や肝臓障害が認められています。

ヒルズ 犬用 w/d 消化・体重・糖尿病の管理 ドライ
価 格 | 1,876円(税込) |
内容量 | 1Kg |
評 価 | ★★★★ |
カロリー | 346 kcal/100g |
備 考 |
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原材料
トウモロコシ、セルロース、トリ肉(チキン、ターキー)、コーングルテン、エンドウマメ、チキンエキス、ビートパルプ、動物性油脂、亜麻仁、植物性油脂、ポークエキス、米、小麦、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン
「ヒルズ 犬用 w/d 消化・体重・糖尿病の管理 ドライ 」の特徴
減量や体重管理の他に、繊維質が増えることで改善できるタイプの便秘症や大腸炎、糖尿病、高脂血症、それに肥満でストラバイト尿石症のワンちゃんに食べさせることができる療法食です。
脂肪燃焼に必要な高レベルのカルニチンが配合されているため、体重管理と筋肉量の維持ができます。
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)は天然のものが使われています。

獣医さんが勧めるドッグフードについて
獣医さんが勧めるのが、スペシフィックCED、ロイヤルカナンやヒルズ等のドッグフードです。
「スペシフィック CED [GIコントロール] ドライ」はクッシング症候群の療法食です。
「ロイヤルカナンの食事療法食 犬用 消化器サポート」、「ヒルズ w/d 消化・体重・糖尿病の管理 ドライ」は、クッシング症候群のワンちゃん用というのではなく、低脂肪、低カロリーのドッグフードを与えるという観点から勧められます。
それらのドッグフードが小麦やとうもろこし等の穀類を主原料に使っているのは、低タンパク質にする為ですが、穀類が多く、肉類が少ない食事を長期的に摂るのは栄養不足になってしまう可能性があります。
また、スペシフィックCEDとロイヤルカナンは、ワンちゃんにとって害となる人工酸化防止剤を使っています。
健康なワンちゃんでも、添加物の摂取は危険だと言われています。
獣医さんが勧めるドッグフードですので、安全性や効果は確かだと思いますが、やはり人工添加物は気になります。
少しずつ蓄積することで、害にならないとは言えません。
抵抗力がない病気のワンちゃんには、無添加のものを食べさせてあげたいですね。

「犬心」はワンちゃんに与えてもいいの?
療養食でありながら、ワンちゃんに必要な動物性たんぱく質が主原料で、低脂肪、低カロリーを実現しているのが犬心「糖&脂コントロール」です。
病院で勧められるドッグフードの方が安心という飼い主さんもいらっしゃいますが、心配な場合は、獣医さんに聞かれるといいですね。
メモ
犬心のよくある質問【公式サイトから】
Q:動物病院から指定された療法食の食いつきが悪く、切り替えたいですが、獣医に相談した方が良いですか?
A:相談していただいて結構です。動物病院で推奨されることも自然と広がっており、臨床試験に基づく栄養調整を施した内容となっています。他社療法食を食べないワンちゃんでも「犬心」は大好きという子も大勢います。
